皆様、こんにちは!howliveコミュニティマネージャーの島袋です。
毎月最終金曜日の夜に開催しております、howliveの交流イベント「コミュニティフライデー(通称:コミュフラ)」。
先月も多くの方にご参加いただき、盛況のうちに無事終了いたしました!
月末のお忙しい中、そして金曜日の貴重な夜のお時間に足をお運びいただき、誠にありがとうございました。
今回のコミュフラは、「仕事用SNSの運営どうしている?」をテーマに、参加者全員が主役となる“持ち寄り型”セッションとして開催いたしました。
実はこのテーマ、先日howlive会員様向けに実施したアンケートで、「SNSを更新したいけれど、なかなか手が回っていない…」というお声が多数寄せられたことがきっかけでした。
何を隠そう、私自身もhowliveのInstagramアカウント運用について、「もっと頑張らねば…!」と感じていた一人。
「ですよね!」と大きく頷きながら、これはぜひ皆様と共有し、共に考える機会にしたいと思い、今月のテーマとさせていただいた次第です。
日々の業務に追われる中で、SNS運用のように「重要だけれど、緊急ではない」タスクは、どうしても後回しになりがちです。
今回のコミュフラでは、そんな皆様の「あるある」な悩みを共有しつつ、明日からのSNS運用、そして日々の業務へのモチベーションアップ、新たな気づきにつながるような、コミュニケーションが取れたのではないかと思います!
当日のセッションで語られた、主なトピックをご紹介します。
まず話題の中心となったのは、多くの参加者が共感した「第二領域タスクとの向き合い方」です。
日々の業務に追われる中で、仕事用SNSの投稿といった、いわゆる「重要度は高いが緊急度は低い」第二領域のタスクは優先度が下がりがちです。
この課題に対し、「まずはSNSの運用方針を明確にすることがスタート地点ではないか」という意見が出ました。
誰に何を伝えたいのか、どのような成果を目指すのかをはっきりさせることで、投稿内容や頻度、活用するツールもおのずと見えてきます。
さらに、SNS運用の時間を確保するためには、既存業務の効率化も不可欠です。
業務フローの見直しや自動化ツールの導入などを進め、時間的・人的リソースを捻出し、戦略的に第二領域のタスクに取り組める体制を構築する必要性について、具体的なアイデアが飛び交いました。
次に、「SNS運用の本質とKPI設定の重要性」についても議論が深まりました。
SNS投稿で一時的に注目を集める、いわゆる「バズ」を狙うことは、短期的な認知度向上には繋がるかもしれません。
しかし、いいねの数やシェア数といった表面的な数字に一喜一憂してしまうと、本来の目的である顧客との継続的な関係構築や、ブランド価値の向上といった本質を見失う危険性があります。
SNSは詳細なデータ分析が可能だからこそ、その分析結果に振り回されるのではなく、あくまで戦略的に活用する冷静な視点が求められます。
そのためには、社内で適切なKPI(重要業績評価指標)を設定し、運用担当者だけでなく、経営層も含めてその目的と意義を共有することが不可欠です。
数字の目標だけに囚われず、中長期的な視点を持ってSNS運用に取り組むための体制づくりが重要である、という結論になりました!
そして、話はさらに広がり、「情報過多時代におけるコミュニティの価値」という、興味深いコミュニティ論にまで及びました。
SNSや生成AIの急速な社会への浸透は、私たちに有益な情報を瞬時にもたらしてくれる一方で、絶え間ない情報消費による「デジタル疲れ」や「情報疲労」を感じる人々も増えています。
その反動として、必ずしも直接的なビジネスの有益性に繋がらなくても、「なんとなく楽しい」「居心地が良い」と感じられる対面型のコミュニティの価値が再評価され始めているのではないか、という意見も出ました。
howliveのようなコワーキングスペースが提供するコミュニティも、まさにそのような価値を持つ場として、今後ますます重要になってくるのかもしれません。
この話題では、皆様のリラックスした表情と共に、活発な意見が交わされました。
ご参加いただいた皆様からは、「世の中の原理原則に触れることができ、学びと気づきがたくさんありました」「対話を通して問いを深めたり、自分自身のあり方を見つめ直す時間になっていて、本当に貴重な時間でした。」といった嬉しいお声も頂戴し、コミュニティマネージャーとして大変嬉しく思っております。
さて、大盛況のうちに幕を閉じた先月のコミュニティフライデーですが、もちろん今月も開催いたします!次回のテーマも、皆様のビジネスや日々の活動のヒントになるような、そして何よりも楽しんでいただけるような企画を準備中です。詳細が決まり次第、改めてご案内させていただきますので、どうぞお楽しみに!
最後になりましたが、ご参加いただいた皆様、そして日頃よりhowliveを応援してくださっている皆様に、心より感謝申し上げます。
今後もhowliveは働く皆様にとって、刺激と安心感を得られるようなコミュニティづくりを目指してまいります。
また今月のコミュニティフライデーで、そしてhowliveでお会いできることを楽しみにしております!